お釈迦様が悟ったこの世の真理を簡単に解説する

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以前お釈迦様が悟られた真理について言及しましたが、今回はその真理に関する記事を書きます。(以前の記事はコチラ↓)

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簡単に復習しますと、お釈迦様は人の死について関心を持つようになり、当時主流であった苦行(苦しみぬくことで真実にたどり着けるという理念によった修行)をするのですが、このようなものに意味はないということに気が付き、苦行を辞めてしまわれるのでした。その後、人生に関するとある真理を悟ります。

 

 

 

お釈迦様の悟り「因縁」

さて、それではこの真理とは何かといいますと、それは「縁」であると言われています。例えば何かが起こったときに、私たちの多くはその原因と結果にだけ注目します。しかしそれは正しくありません。本当はそこに過程があるわけです。そしてその過程の部分には様々な条件が加わっています。つまり、当たり前のように見える出来事であっても、それは多くの条件をクリアした上で成立しているものであるということです。このことを因縁というわけですね。つまり物事は、「縁」によって結果が変わるということです。

このことをお釈迦様はどのような具体的な教えとして伝えていたのかは、私には理解できなかったのですが、つまり以下のようなことで悩む人々に救いの手を差し伸べていたのではないかと解釈しています。

 

お釈迦様が「因縁」を通じて伝えたかったこと

私たちは自分が期待していないことが起こると迷い苦しみます。しかし、自分が期待していないことが起こるのは、本当はとてもあたりまえなことなのです。私たちの多くは原因と結果にしか注目しないわけですから、「これはこうなるはずだ」と身勝手な期待をしてしまいます。もしくは、「これはこうでなければならない」と偏った見方をしてしまいます。それは正しくありません。

世の中は因縁によって決まります。ですから当然のことなどありません。期待していないことが起こったとしてもそのことで迷い苦しむ必要などないわけです。期待した通りにならないことこそが、むしろ当然であるということです。*1

お釈迦様は、この世の真理を理解すれば無用な苦しみからは救われますよ、ということを伝えていたのではないかと解釈しています。

*1:「期待したとおりにならないことが当然である」ということが当然になってしまうと、当然のことが結局存在することになるのでおかしいのではないか、ということで仏教的な解釈をめぐる議論があったそうなのですが、なんだかなあという感じですよね