人生を豊かにする方法 「ザ・コーチ 最高の自分に出会える」を読んだ感想

自分の人生は何のためにあるのか。そのためには今何をするべきなのか。

考えなければならないことはたくさんあるのですが、それもどのようにすればよいのかわからず、なんとなく日々を送っている方も多いのではないでしょうか。今回紹介する本「ザ・コーチ 最高の自分に気づく本」は、そのような人に対して、人生の目的を明確にすることの大切さや、具体的な設定方法を教えてくれます。

 

 

 

あらすじ

本書は著者の考えをわかりやすく伝えるために、物語形式で教えてくれるタイプの自己啓発書となっています。主人公はとある会社の営業部に所属する社員です。目標の達人を自称する老人との出会いをきっかけに、人生の目的や自分は何のために働くのか、ということが明らかになり成長していくというストーリーになっています。私は物語パートは正み飛ばしてしまいましたが、この本で伝えられている内容は役に立つと感じたのでまとめておきます。 
 

目標の達人になるための方法

 

目的・目標・ゴール・ビジョン・夢の違いとは?

最初に出題される問題です。これらの定義は実は曖昧であるというところからスタートします。本書では、目標とは「目的を達成するために設けた目当て」目的とは「成し遂げようと目指す事柄」と定義します。つまり目的とは何のためにそれをやるのか、ということを表し、目標とはそこに至るまでの道しるべなのだそうです。そしてその目的のための最後の到達点が「ゴール」ということになります。

つまり、何かを実現したいと思う場合は、その動機である「目的」を明確にし、最終到達点「ゴール」を設定し、ゴールに至る道しるべである「目標」を設定しなければならないということですね。あくまでこのあたりは言葉の定義の問題なのですが、会社などで「目標を設定」といわれても腑に落ちないことがありますよね?そのあたりの違和感が解消されたように感じました。

ちなみに夢とは「将来実現させたいと、心の中に思い描いている願い」ビジョンとは「将来あるべき姿を描いたもの」ということだそうです。ようするにビジョンはある程度の具体性が必要で、抽象的な言葉の羅列となっている企業のビジョンは少し変だということが述べられています。

 

目標を設定することのメリットとハードル

その後述べられるのは、これら目的、目標、ゴールを明確にすることでどのような利益が得られるのかということと、これらを定義した際にブレーキをかけるものは何かということについてです。ここは特に目新しいことはないので、飛ばしておきます。強いて言うなら、メリットはやる気が出たり、仲間を得られること、ハードルは周囲の人間が口出ししてくること、などです。それぞれへの対処方法や考え方が書かれていました。

 

正しい目標設定の方法

目的とゴールの設定はわかりやすいと思います。本書では、目的の例を「人を育てて一緒に目標を達成して喜ぶ」、ゴールを「宅建の資格を取る」と設定しました。このようなときに目標はどうすればよいのでしょうか。

多くの人はここで「1日1時間勉強する」などとしてしまいますが、このように行動目標を設定すると、目標がノルマとなってしまうことでやる気が低下してしまうそうです。そこで本書では、宅建資格取得に関わる要素を「知識」「能力」「ツール」に分解し、知識では建築法規など、能力ではモチベーションを維持するなど、ツールではライバルの設定などとします。これにより目標がノルマとはならず、ゴールに向かう明確な道しるべとして機能するのだそうです。さらにこの目標達成のために具体的な行動目標(内容・期限)を明確にすれば完了です。

 

本書の私なりの解釈

本書では目標設定に関する考え方が書かれています。多くの人は、目標(例えば資格取得など)と行動目標(例えば何時間勉強など)だけを設定しようとしますよね?でもこれだけでは意識付けとしては弱いので、もっと上位の目的(動機)からきちんと設定しましょうということを伝えているのではないかと思います。

 

自分は何のために生きるのか、働くのかということを改めて見直す良い機会となりました。詳細な内容を知りたい方を本書をぜひご覧下さい。ちなみに私はamazon prime体験登録により無料で読むことができました。