【桐島、部活やめるってよ】解説を読んでようやく理解できた作品の意図と感想

数年前の映画だと思っていましたが、公開は2012年ということで随分時間が経っていたんですね。「何者」は小説で読んでおり、朝井リョウには注目していましたが、「桐島」についてはきっかけがなく視聴できていませんでした。今回U-NEXTで見つけたのでようやく感想をかけます。

 

映画のあらすじ

wikipediaのあらすじもごちゃごちゃしていて使えそうに無かったので、とても簡単なあらすじを書きます。

とある高校に何でもできる桐島という男子生徒がいます。彼は話の最後まで登場しないのですが、とにかく急にバレー部をやめるといううわさが学校中に広がります。それにより交際相手である梨沙(山本美月)やその友人達、そして桐島の友人である弘樹(東出昌大)の間に起こる心の葛藤などを描いていく作品です。

2012年ということで、近年見る俳優達の若いころを見ることができます。山本美月、松岡茉優、太賀などが出演していることに驚きました。

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映画の解説

この映画のテーマを読み取る力がなかったのは恥ずかしいところではありますが、同じように理解できなかった方のために解説を載せておきます。

matome.naver.jp

この解説を読んでようやく理解できた部分も多いのですが、この話の主人公は弘樹のようです。彼は桐島と同様に何でもできるものの、その一方で何をやってもつまらないと感じています。しかし映画撮影に熱中し人生を楽しんでいる前田(神木隆之介)に触発され、できるできないではなく、またそれによってどんな結果や栄光を得られるということでもなく、打ち込めるものがあることが大事なのではないかと意味を見つけ始めるという物語のようです。

 

感想

久しぶりにこのようなモヤモヤした気持ちを思い出しました。私も学生の頃は弘樹と同じように、今の努力になんの意味があるのだろうかと考えたこともあったように思います。しかし仕事をするようになり毎日が慌しくなってくると、いつの間にかそのような気持ちを持っていたことも忘れてしまいました。

今でも何かに打ち込めるものがあるわけではありません。ただ毎日をそれなりに過ごしていて、その中でたまに旅行に行ったり、仲の良い人たちと時間を過ごすことで幸せだと私は思っています。弘樹は野球にその意味を見出そうとする(と思われる)ようですが、私ももう一度人生をかけられる趣味を探してみたいなと考えさせられる映画でした。