【桐島、部活やめるってよ】解説を読んでようやく理解できた作品の意図と感想

数年前に公開された映画だと思っていましたが、2012年の映画だそうで随分と時間が経っていました。『何者』は小説で読んでいたため、朝井リョウ氏には注目していましたが、『桐島』は視聴できていませんでした。

この映画を最初に見たとき、展開はわかるものの、結局なんだったのだろうと腑に落ちない気持ちが残りました。そこで解説記事を読んだところ、この映画の意図をようやく理解することができました。

 

 

映画のあらすじ

視聴していない方のために、とても簡単なあらすじを書きます。

とある高校に何でもできる桐島という男子生徒がいます。面白いことに、彼自身は話の最後まで登場しないのですが、とにかく急にバレー部をやめるといううわさが学校中に広がります。それにより交際相手である梨沙(山本美月)やその友人達、そして桐島の友人である弘樹(東出昌大)の間に起こる心の葛藤などを描いていく作品です。

2012年の公開なので、近年見る俳優達の若かりしころを見ることができます。山本美月、松岡茉優、太賀などが出演していることに驚きました。

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映画の解説

この映画のテーマを読み取る力がなかったのは恥ずかしいところではありますが、同じように理解できなかった方のために解説を載せておきます。

matome.naver.jp

この解説を読んでようやく理解できた部分も多いのですが、この話の主人公は弘樹のようです。彼は桐島と同様に何でもできるものの、その一方で何をやってもつまらないと感じています。

しかし映画撮影に熱中し人生を楽しんでいる前田(神木隆之介)に触発され、得意・不得意ではなく、どんな結果や栄光を得られるということでもなく、打ち込めるものがあれば人生が面白いものになるのではないか、と生きることの意義を見つけ始めるという物語です。

 

感想

私も弘樹と同じく、学生のころは何をやっても楽しくないと感じていたことがあったように思います。しかし働き始め、毎日が慌しくなると、いつの間にかそのような気持ちを持っていたことも忘れてしまいました。

とはいえ、今でも何かに打ち込めるものがあるわけではありません。ただ毎日を平穏に過ごし、その中でたまに旅行に行ったり、仲の良い人たちと時間を過ごすことで幸せを感じています。

映画の描写を見る限りでは、弘樹は野球にその意味を見出そうとする(と思われる)ようですが、私ももう一度人生をかけられる趣味を探してみたいと思わされる映画でした。